最近はコロナパンデミック騒ぎで本当に世界がひっくり返ってしまいましたね。
Stay Home, Save Livesというお題目の元、経済活動を自粛しないといけない、という雰囲気が政府やマスコミによって作られ、「自粛警察」なるコロナ脳にかかった人達が現れて、生き残るために自営業を続ける人達や県外から来た人達に嫌がらせをするという悲しい現実になってしまいました。
自粛していない人を取り締まるために外出するのは、それこそ不要不急の外出ではないでしょうか。そんなに怖いなら自宅で引きこもっていればいいのに。
最新のラプト理論では、今回のコロナパンデミックはただの出鱈目にすぎないこと、大本教の亡霊を信じる者たちがNWOを完成させるために仕掛けたことだ、ということが明らかになりました。
とはいえ、そのことを知らない人達もまだ多く、ステイホームのストレスが溜まっている人も多そうです。
ジムやヨガスタジオでストレスを発散しようにもできない人が多いのではないでしょうか。ストレス解消のためのヨガができなくて残念に思う方もいると思います。
ヨガをやっている1時間程度の間は自分が抱えるストレスを多少は忘れられるので、「ヨガ=救い」および「ヨガ=癒し」だと勘違いすることが多々あります。
その思いが高じてインストラクターになろうなどと考えてしまう前に、ヨガの正体を知っていただきたく思いました。
それではこれより、RAPT理論を補足する形で一般にはあまりよく知られていないヨガの危険性をご紹介します。
ヨガの肉体面での問題
けが人を量産するヨガ
- 「ヨガは代謝をよくするのでやせることができる」
- 「ヨガをやれば体の柔軟性も高まるので怪我をせずにすむ」
- 「ヨガで普段使わない筋肉を鍛えることができる」
- 「ヨガで腰痛を治すことができる」
私がヨガをやっていたころ、そして今でも時々言われていることです。アメリカではヨガが腰痛の治療手段として許される保険会社すらあります。
ですがこんな甘い売り言葉を信じてヨガを始めてハマり、何度も通ううちに深刻な怪我をしてしまう人もかなり多い、という事実はあまり聞きません。
調べてみると実際には…
- ヨガに代表される静的ストレッチは逆に筋力と運動能力を下げる
- ヨガで代謝能力が下がるため、ダイエットに不向き(こちらより)
- 様々な要因から怪我をすることが多い。長年熱心にヨガをやっている人で怪我をしたことがないひとはいないという話も(こちらより)
ヨガのインストラクターならそんなことはないだろう?と思うかもしれませんが、下のような話もあります。
ーーーーー(こちらより引用開始)-----
私が今まで出会ったヨガのインストラクターも、膝、肩、腰の怪我はもちろんのこと、足の指の骨折、鼻の骨折など様々な場所を痛めた経験のある人ばかりです。
柔軟な体に恵まれ若い頃からバリバリにヨガをやってきたベテラン・ヨギーでも、30代~40代になって怪我に襲われる人が多いようです。
若い頃にはポーズのアライメントの不均衡で体の一部に無理がかかっても堪えられていたことが、年による体の衰えと共に負荷が積み重なった場所が、ある日突然悲鳴をあげて、たとえば靭帯がブチっと切れたり、腰がギクッとしてしまうといったケースが多いようです。
ある有名な50代のインストラクターがワークショップで、10年前に教えていたことと、今教えていることはずいぶん変化したと言っていました。
もともと体が非常に柔軟で、どんな後屈も難なくできてしまう体だったけれど、ある時、突然腰に激痛が走ったそうです。
その後フィジカル・セラピスト(整体のようなもの)に徹底的にポーズを見直してもらったそうで、彼女は、今では、いかに腰に負担をかけずに後屈を深めるかを得意分野として教えています。
非常にゆっくりとした動きのヨガを提唱している30代後半くらいの有名な男性インストラクターも、20代の頃は、力強くスピード感のあるアシュタンガヨガを教えていたそうですが、やはりひどい故障に見舞われた経験から、今では全く正反対のヨガを提唱するようになったそうです。
ーーーーー(引用ここまで)-----
靭帯だけではなく、腰椎椎間板ヘルニア、若年性ヘルニア、脊椎や頸椎を痛めるなど、怪我を挙げだしたら枚挙にいとまがありません。
怪我が前提のインストラクターに教わるのって怖いものがありますね。
怪我をさせないように教えるのが大切だと思うのですが、自分が怪我をしてからでないと怪我しないで済むヨガを教えられない、というのはどうなのでしょうか?
マスコミや雑誌では、ストレス解消や自律神経を整えるといったヨガの利点ばかりが強調されて、怪我の可能性に言及されることはほとんどありません。
一体なぜでしょうか?
酸素の吸収を妨げる幾多の呼吸法
KAWATAさんのブログで「本当に健康になりたければ酸素を十分に吸え」というものがありました。
私自身、実際に酸素を吸いまくって、なりかけた風邪を治した経験が何度もあります。
仕事中に疲れ果てて集中できなくなったときや体が辛いときも、酸素缶から酸素を吸い込んで辛さを乗り越えています。近くに森があれば散歩すれば良いだけなのですが、それがないので仕方なく酸素缶です。
酸素を思う存分吸えばいいだけなんです。
ですが、ヨガの呼吸法であるプラナヤマでは、ほぼすべての呼吸法において体の一部を締め付けたりして酸素の取入れを制限しています。
たとえばヨガを始めると最初に教わるウジャイ呼吸法(鼻からの呼吸。喉の気道を狭めて息を吸うのでダースベイダーのように聞こえる)。あれも酸素の取入れを抑制します。
ホットヨガをやっていたとき「ポーズをとり、動きながらウジャイ呼吸法をやれ」と言われていました。
高温高湿気の換気の悪い室内で、汗をかきながら言われた通りに酸素の取入れを抑制した結果、「ヨガ・ブレイン」という頭が異様にぼーっとして現実が乖離してみえる状態になっていたものです。
今思うと酸素が足りなかったからそうなったのでしょう。
別にハイになるわけではないのです。ただぼーっとして頭が空白になってストレスを忘れ、目の前の現実が遠いものに感じられる状態でした。
ヨガのインストラクターは「それがいいのよ。でも運転するのはヨガ・ブレインが落ち着いてからにしてね」と笑っていました。
酸素の重要性がわかった今となってはとんでもない話だと思います。
脳に酸素がいかなければ脳がダメージをうけてしまうというのに。
ヨガを長期間真剣にやっている人、特にグルを呼ばれるような人はどことなく浮世離れしていて、普通に考えてあり得ないことを平気でやったりします。
師弟関係を利用して性犯罪を犯したケースが驚くほど沢山ありますが、詳しくは後述します。
これらの「グル」たちは、長期間自ら脳を酸欠状態にしてしまったので、善悪を判断する能力、現状把握能力が欠落してしまったのに違いありません。
精神的なダメージと霊的なダメージ
ストレス解消のためにヨガをやっているのに精神的なダメージとは何事か?と思う方もいるでしょう。
ですが、ヨガは変な方向にハマってしまうと「クンダリニー症候群」という精神病にかかることもあります。詳しくは下の記事をお読みください。
ここでいう「変な方向」とは「覚醒」だの「解脱」だの称した神秘体験を求めてしまうことです。クンダリーニ覚醒ともいいます。
Wikiによれば(以下引用)
伝統的な考え方におけるクンダリニー覚醒は、シヴァ神と離れ離れになり3回半とぐろを巻いた蛇としてムーラーダーラ(尾てい骨のエリアにある第一チャクラのこと)に眠っているシャクティ女神が目覚め上昇し、頭頂部上方のサハスラーラに鎮座するシヴァ神と再結合を果たすといった描かれ方がなされる。なお、クンダリニーを象徴化したものとして、密教の軍荼利明王がある(太字は管理人による)
(引用終わり)
読んだだけで悪魔崇拝のキーワードがぼろぼろと見つかります。
シヴァ神とは別名を大黒天であり、大国主と同一で、スサノオでバアルという悪魔です。
尾てい骨で「とぐろを巻いているとされる蛇」も悪魔のことを指します。そしてその蛇が巣くっている第一チャクラは人間の性的エネルギーをつかさどる場所です。
さらに「クンダリニーを象徴化した密教の軍荼利明王」というのも悪魔的です。
密教は性魔術であるタントラと仏教が合体したもので、その内容を知ればおぞましさにうんざりするほど酷い悪魔教です。密教について詳しくは下の記事をお読みください。
言い換えると、クンダリーニ覚醒とは、性的なことを司る場所にいる悪魔が背骨を伝って頭のてっぺんで待っている別の悪魔と再結合する、ということ。
悪魔と悪魔が脳で結びついたらその人は完全に悪魔になってしまう、ということです。
恐ろしいですね。
RAPTさんは上で紹介した記事で「「クンダリニー症候群」とは、「下手に霊的に過敏な状態になって、悪魔と通じてしまった」ことによって起きる症状です。」と喝破しておられました。
さらには(以下引用)
「(中略)…なので、「ヨガ」をやって下手に霊的に敏感になってしまうと、悪魔の波長ばかりを受け、精神的におかしくなることは目に見えています」とも。
(引用終わり)
クンダリーニ覚醒に至る過程で悪魔の波長を受けておかしくなるのは当たり前だし、実際に覚醒に至ってしまったら、その人の脳は完全に悪魔と同化してしまいます。
脳と霊体はつながっていますから、「悪魔と同化してしまった脳」=「悪魔と同化した霊」となります。悪魔に憑りつかれた、ともいえます。
悪魔に憑りつかれて霊的にもダメージを受けないはずはありません。悪魔な霊的な存在ですし、人間をとことん憎んでいるのですから、憑りついた人間の霊を散々痛めつけるでしょう。
肉のある現実世界で起こることは、霊界で起こることの反映です。
クンダリーニ覚醒を達成した人、達成するためにがんばっている人達の人生も地獄のようになるのではないでしょうか?
セクハラ男とレイピストが多いヨガ業界
ラプトブログの記事を読んで、淫乱なヨガの本質を知ってしまうと意外でもなんでもありませんが、ヨガの世界においてセクハラや性的虐待は通常運転で起きています。
問題が表面化したのが最近だ、というだけで、何十年も前からこの問題は存在していました。
新規の生徒たちには「ヨガのマットの上は安全で神聖なものなのよ」と教えているのにとんだ矛盾です。
”Sexual Abuse by Yoga Gurus(ヨガのグルによる性的虐待)”というウィキペディアの冒頭部分を読むと近代から現代までの有名どころのグルが勢ぞろい。
めまいがするほどです。
- ビクラム・チョードリー(ビクラムヨガの創始者)
- ジョン・フレンド(アヌサラヨガの創始者)
- カウスタブ・デシカッチャー(「近代ヨガの父」の孫)
- クリシュナマチャリャ(近代ヨガの父。インド哲学とアユルヴェーダに精通)
- スワミ・サチダナンダ(1969年にウッドストックでスピーチしたことで有名。ヴァージニア州にヨガヴィルというアシュラムを作った)
- サイババ
- アムリット・デサイ(クリパル・ヨガの創始者)
- ムクタナンダ(シッダ・ヨガの創始者)
- スワミ・シュヤム(ヴェーダ瞑想のグル)
- スワミ・ラマ(ヒマラヤ ヨガの科学と哲学研究所の創設者)
- スワミ・サチャナンダ(Yogavilleで有名。ビハールのヨガスクールとDivine Life Societyを創設。7歳の少女をレイプした)とその弟子たち(揃いも揃って若い女性たちを性的に虐待。詳しくはこちら)
- ロドニー・イー(生徒たちと不倫)
- シャンカラナンダ(オーストラリアにシヴァ・アシュラムを創設。40人の生徒とタントリック・ヨガをやったとか…)
- パッタビ・ジョイス(アシュタンガ・ヨガの創始者)
ウィキの記事から名前をかきだしましたけど、人数多すぎませんか。
圧倒的な影響力と権力をもつ「グル」が弱い立場の生徒を無理やり性的に虐待する、なんて絶対に許されません。
それでは以下、一部の人達のさらなる詳細を挙げます。
ビクラム・チョードリー
ビクラムヨガは世界中にスタジオができるほど成功しましたが、ビクラム自身は太っている生徒を全クラスの前で揶揄したり、黒人の生徒を酷く扱ったり、と人間としてどうなの?レベルの男でした。

カルトのような雰囲気の中で、「インナーサークル」にいた人たち(主に女性)は善悪の判断をできずに、ビクラムに性的に虐待される可能性を知りつつ若い女性の生徒を見繕ってはビクラムに紹介していたそうです。
女性が他の女性を差し出す、というところに闇を感じますね。
ビクラムはその中から気に入った女性に対して、インストラクターの資格を取るように説得し、実際にインストラクター養成クラスに入ったら「君の霊的に成長させる必要がある。そのために君と僕は一体にならなくてはいけない」などと言ってレイプしたそうです。
結婚していない相手と性的に堕落した時点で堕落と見なされるので、霊的成長どころかサタンを引き寄せるのですが…
ジョン・フレンド
アヌサラ・ヨガの創始者のジョン・フレンドも酷く卑怯な男です。
アヌサラ・ヨガは私がヨガに通っていたころ異様にもてはやされていました。
名前の響きが何か気に入らなかったことと(ヨガなんてこんな適当なものです)、教室が危険なエリアにあったことから私は通いませんでしたが行かなくて本当によかった。
ジョン・フレンドに関しては「これぞ悪魔崇拝」という記述をみつけましたので引用します。
ーーーー(こちらより引用開始)ーーー
現代ハタ・ヨーガの一種であるアヌサラ・ヨガの創始者ジョン・フレンド(英語版)は、ウイッカのカブンで魔術的な性関係を持ち(セックス・ヨーガを含むタントラ・ヨーガ(ネオタントラ)を指導していたと言われるが、伝統的なものではないと言われる)、既婚者を含む関係者や生徒と不適切な性関係を持っていると告発された。このスキャンダルで教師は次々辞職し、ジョン・フレンドは指導者の地位を退いている。(加えて、被雇用者の年金等の雇用条件に関する違法行為の疑惑がある。)
ーーーー(引用おわり)----
ヨガ、ウィッカ、タントラ・ヨガに大麻…すべて悪魔崇拝関連です。
「ウィッカ」は魔術を使う魔女たちが信じる宗教で、「カブン」は魔女たちの集まりのことを指します。
ジョン・フレンドはBlazing Solar Flamesなるカブンを率いて、アヌサラ・ヨガの従業員やインストラクターたちを引きずり込み、アヌサラ・ヨガの教えとウィッカの教えを統合しようと試みていたようです(こちらより)。
カブン以外でも複数の既婚者や生徒たちと性関係を持っていた、なんてモラルの欠片もありません。
それからジョン・フレンドは大麻がまだ違法だったころに、自分の従業員やヨガのインストラクターたちに日常的に大麻を買いに行かせ、オフィスに届けさせたそうです。
捕まったらその従業員たちが罪に問われるのに。なんて卑怯な男でしょうか。
それにしても「魔術的な性関係」を複数の女性と持っていた、なんて「人類最悪の男」と呼ばれたアレイスター・クロウリーと同じではありませんか。(アレイスター・クロウリーの生涯について昔書いた記事はこちら)

こんな怪物のような人間を生み出すのがヨガの本質です。
アムリット・デサイ
アムリット・デサイは後にも出てきますので頭の片隅に止めておいてください。
調べてみると読んでみると、この人にも悪魔崇拝フラグが沢山立っていました。
まず1960年代にヨガをアメリカに持ち込んできた人の中でいまでも生存してる数少ない一人。アメリカにおけるハタ・ヨガの草分け的存在でクリパル・ヨガを創った人です。
ちなみにハタ・ヨガが悪魔崇拝者である秦氏(=後のロスチャイルド)が作ったヨガであることは下のラプトブログの記事の読者対談の中で暴かれています。
1966年に自分のグルからクンダリーニ・ヨガのイニシエーションを受けて、アメリカでフルタイムでヨガを教え始めました。(註:1966年…6は悪魔の数字です。無関係な話ですが悪魔教会が設立されたのも1966年の、しかも5月1日です)
1970年にはクンダリーニ・ライジングを経験し(註:悪魔と同化してしまったということ)、その経験からクリパル・ヨガを編み出し、2年後には「クリパル・アシュラム(後のクリパル・ヨガ・センター)」という僧院を創設。
ここの売りはヨガをさらに深く学び、ヨギのライフスタイルを経験できるというもので、かなりの人数が集まっていたそうです。
この50エーカーもある土地がどのように賄われたのかは謎ですが、寄付した人の中によほどの金持ちがいたのに違いありません。
デサイは自らを「霊的指導者」と呼び、その僧院のなかで「禁欲主義」を打ち出し、違反者は追い出すレベルで強要していました。
しかしながら1994年、少なくとも3人の弟子たちと不倫していたことを認めて「霊的指導者」から辞任しています。(こちらより)
人には強要しておいて自分は隠れて性的行為とは…しかも妻子がいるのに不倫ですよ。
#MeToo運動でやっとできた性的虐待の暴露
#MeToo運動自体は、異性間の軋轢を高めて同性愛者を増やすためのイルミナティによる工作です。国によっては「女性をエンパワーする」という名目で既存の社会構造を破壊するための工作にすぎません。
ですが、長い間沈黙の中でセクハラに苦しんでいた女性たちにとっては、声を上げる良い機会だったのでしょう。
2017年末にレイチェル・ブラゼンというヨガのカリスマインストラクターであり企業家の女性がヨガ・コミュニティ内の300人分の#MeToo経験談を集めて発表し、話題になりました。
レイチェルはなぜ他の女性の#MeToo話を集めて発表しようと思ったのでしょうか?
ーーーーー(ヨガ・ジャーナルのインタビュー記事より引用)----
「この問題に光を当てることで、変化が起きるのを期待しています」と彼女(ブラゼン)は論争を巻き起こしたブログ記事に記した。「この投稿は私自身の#MeTooストーリーではなく、多くの女性(と数人の男性)が勇気を出して話してくれたものです」
ヨガジャーナルとのインタビューでブラゼンは、こうしたストーリーの暴露は長い時間を経てようやく実現したと付け加えた。
「女性たちはこうしたことを話さないことに慣れてしまい、ハラスメントや虐待を受けるのがごく普通で、ありふれたことだと考えてきました。でも何十年もの間、ヨガのコミュニティ内での虐待については皆知っていました。だから今、この運動で女性たちを力づけて、ストーリーを出し続けるよう働きかけているのです」
(太字は管理人によるもの)
ーーーーー(引用おわり)-----
虐待やハラスメントを受けるのがありふれたこと、だなんてひどい洗脳ではありませんか。カルトそのものです。
彼女たちにとってヨガは「安全」で「神聖」で「心のよりどころ」なはずなのに、実態はこの有様。
このように現実と理想の乖離が激しいのに、その事実および矛盾を認知できない状態(あるいは認知を拒否する状態)はサタンによってもたらされたものです。
この女性達(ヨガのインストラクターたち)は何十年もの間、虐待がある事実を知っていたにもかかわらず、新しい生徒には「ヨガのマットの上では安全だ」とか「ヨガのクラスは神聖だ」などと嘘をついて騙してきました。
もちろん、一番悪いのは立場を笠にきて性的虐待をするインストラクターであるのは言うまでもありません。
ですが何十年もの間、起きていた虐待の事実を隠蔽し、ヨガの安全神話を語ってきた女性インストラクターたちにも問題があるのではないでしょうか。
ブラゼン氏は「(セクハラが起きないように)変化が起きるのを待っている」と語り、「インストラクターによる性犯罪さえなければヨガは素晴らしい」と言いたげですが、前提条件が間違っています。
ヨガはその本質からして淫乱なのですから、ヨガを極めようとすれば性的なことをやりたくなるのに決まっています。
インストラクターによるセクハラを暴露し、罰を与えたところで表面的な解決すらできるかどうか怪しい。
実際、大恥をかいたビクラム・チョードリーはいまだにメキシコでヨガを教えている、という話です。きっと今でもセクハラの被害者を生み出していることでしょう。カトリック教会が性虐待したことがバレた司祭たちを発展途上国に送り、隠蔽したのと同じ。
同じくアムリット・デサイも1994年に大恥をかきましたが、2年後には「霊的指導者」ではなく「一インストラクター」としてクリパル・ヨガ・センターでヨガを教えていたそうです。
私だったらこんなスキャンダルを起こした人間に教わりたいとは思えないのですが、彼らが今でもヨガを教えているのを見ると需要はあるということです。
女性ヨガ・インストラクターの悲鳴
次は別にカリスマインストラクターでなくてもセクハラやいじめは普通に起きているよ、という例です。
Redditに掲載されたものを日本語に訳しているサイトがあったのでそちらから引用します。
この女性はヨガのインストラクターでしたが、教えているスタジオ内での虐待が酷いそうです。悲鳴が聞こえてきそうな投稿です。
ーーーーー(引用開始)-----
私はヨガのイントラをやっていましたが、いま6ヶ月くらいお休みしています。私の町のスタジオには、虐待を黙認するというイントラ同士の横のつながりができているからです。(中略)
わたしは、ヨガのレッスンプログラムのなかで、一人以上からセクシャルハラスメントや虐待を受けました。それで、もうそんなヨガの集まりに耐えきれなくなったんです。(中略)
私が聞きたいのは、なんでみんな虐待を許してしまってるのかということなんです。ヨガイントラをやっていて、ほかのヨギーやヨギーニにこういった虐待を受けたことはありませんか?
私は、この虐待によって、ヨガのイントラを6ヶ月お休みしました。PTSDで苦しんでいます。同じヨガクラスに参加していた人たちへ虐待のことを言ったのですが、その人達はとても否定的で攻撃的でした。ヨガに心酔しているひとは特にね。
はっきりいって、ヨガのスピリチュアルな側面に関わっている人は、誰も信じることができなくなりました。なぜなら、練習という名の下に虐待をするイントラが多くいることに気がついてしまったからです。ヨガの練習システムの中にうまくイジメを隠してしまっているのです
(太字、下線は管理人による)
ーーーーー(引用おわり)----
普通のヨギ(ヨガをやる男性)やヨギニ(ヨガをやる女性)の間でもパワハラ、セクハラ、虐待が普通に起こっているのがわかります。
ヨガに心酔している人ほど「否定的で攻撃的」になったのは、彼らの中の「ヨガは安全で神聖」というイメージを保とうとしてるからなのに他なりません。
自分たちもインストラクターや仲間による性的虐待について知っているのに、悪事を働く人よりも被害者のことを憎んでしまうのは、彼女たちが自分の中の「ヨガ=神聖なもの」のイメージを壊す許しがたい存在だからです。
どこまでも自分勝手で偽善的な世界ですね。
いかがでしょうか?
これでもまだ「ヨガは安全で健康的」という神話を信じられますか?
全米ヨガアライアンスの偽善
全米ヨガアライアンスというのは世界的にも通用するヨガ・インストラクターの資格を認定する非営利団体のことです。
#MeTooから始まったセクハラ騒ぎを受けて、全米ヨガアライアンスでは性的虐待を防ぐために「被害者のためのホットライン」と被害者への支援をようやく始めたそうです。
でもこれでは被害を防ぐことはできません。すでに起きたダメージの火消しが関の山です。
たとえ加害者が法的に裁かれたとしても、尊敬する人に裏切られた傷は長い間(下手すると一生)癒えないでしょう。
全米ヨガアライアンスによるこれらの活動を「偽善」と断定する理由は、この組織の成り立ちの歴史にあります。
ーーー以下、ヨガアライアンスサイトより意訳ーーー
全米ヨガアライアンスが正式に設立されたのは1999年のことですが、それ以前から「ヨガを教える資格の標準化をすべき」という意見が経験豊富なヨギやヨギニたちの間で散見されていました。
これらの意見を取りまとめていたのがクリストファー・バクスターという人。
1997年になってようやくこれらの会話を実現しようとする動きが発足。同年、ヨガのリトリート会場として有名なになっているクリパル・ヨガ・センター(註:クリパル・アシュラムのこと)で、「ヨガ教師になるために必要なトレーニングの骨子や標準」についての話合いがありました。
そして翌年のヨガ・ジャーナル主催のヨガ会議でこの「標準」を公表。この時居合わせたUnity in Yogaというグループの理事たちが1999年に、かれらが運営している非営利団体を「全米ヨガアライアンス」という形で譲渡した
ーーーここまでーーー
一見何の問題もなさそうですが、大有りです。
クリストファー・バクスターはクリパル・ヨガ・センターの創設にかかわった人だそうです。
クリパル・ヨガは先ほどセクハラ・グルとしてご紹介したアムリット・デサイが設立したもの。
ヨガ教師の養成課程の話し合いで関わったバクスターが、アムリット・デサイのセクハラ問題を知らないはずがありません。
それなのに、この話し合いの中でインストラクターによる生徒へのセクハラや性暴力を禁止するための動きは全く出てこなかった。
少し考えてもありえません。こういう不祥事が起きたら、再発防止のためにどういう方策を取るかを考えて明らかにすべきなのに、ヨガ業界で起こりがちな性的虐待に蓋をしてなかった振りをしてしまいました。
で、近年になって大騒ぎされるようになったので慌てて大して効果のなさそうな「被害者支援」なんてやりはじめたわけです。
私がこの対応を偽善と呼ぶのはこのためです。
20年前の設立時点で「教師による生徒へのセクハラ・性的虐待は絶対に許されない」と明確にし、厳しい罰則を用意しておくべきでした。そうすれば多少の抑制力になったのではないでしょうか?
そうできなかったのは、ヨガの性質上、何が善で何が悪かを見極めることができないからでしょう。
だから教師による生徒の性的虐待は絶対的な悪である、という極めてシンプルな判断すらできませんでした。
長くなったので今回はここまでにします。ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。
ヨガは言われるほど健康的ではないこと、霊的にはダメージを起こすこともあること、ヨガの世界で広がる教師たちによるセクハラ・性的虐待についてご紹介しました。
まだほかにもありますので次回をお楽しみに。