悪魔崇拝者の末路: アレイスター・クロウリー

今回は有名な悪魔崇拝者がどういう人生を送ったのかを見てみようと思います。彼らの終わりは言うまでもありませんが滅びです。

今回お話するのはアレイスター・クロウリーについて。

アレイスター・クロウリーといえば、悪魔崇拝者、黒魔術師としてとても有名な人です。「史上最悪の男」とか「この世でもっとも邪悪な男」と異名を持っています。

その行動もその異名にふさわしいものでした。

下のような写真を見たことがある方もいるかと思います。

aleister1

ブキミディック より)

どうみても目がイッてて邪悪さが写真が漂う感じがしませんか?

フリーメイソンの33階位まで言った、と言う話もあるようですが、これは本人による話で、イギリス本家ではこの話を認めていないらしいです。

さて、英語のウィキペディアで見てみると、かなりの長さの記事が書かれています。全て訳すのも長ったらしいので、ハイライトだけ抜き出してここに書き出すことにします。

全文に興味がある方はこちらを読んでみてください。(英語ウィキサイト)

イギリスのウォリックシャー州の裕福な家に生まれる。カルヴァン派の学校に入れられるが、いたずらがすぎて放校されること複数回。学校の中には体罰を科すようなところもあった。

12歳の時、父親が亡くなって以降、その遺産で好き勝手に振舞い始める。

そして厳格なキリスト教の教えに嫌気がさし、その反動でオカルトに嵌ることに。その後、かなりシリアスに登山に嵌る。

キリスト教の教えに反発するように、売春婦を買ったり。。まぁとにかく乱れた生活をしていた。

20歳の時にトリニティ・カレッジに入る。その時に詩や文学を勉強。チェスにもハマってかなり上手だった模様。成績も良かったようだし、才能はあったみたいですね。

21歳のときにストックホルムでの休暇の途中、神秘的な体験をした。

一節によれば、このときにはじめて同性愛を体験し、その経験が神秘的だったらしい。この後、バイセクシャルとなる。当時同性愛は禁じられていたけれど、それでも彼には関係なかった。

大学に通ってる間、男も女もドンと来いとばかりにかなり乱れた性生活を送っていた。梅毒にかかるが、かまわず男と恋人関係になるし、娼婦ともやりたい放題。

23歳のときに大学をやめ、外交官になるよりもオカルトを研究することにしたらしい。(一節によれば、イギリスのスパイとして活躍していたとか。真偽のほどはわかりません)

同年、ヘルメス主義の黄金の夜明け団という秘密結社に入るが、3年もしないうちにトラブルを起こして抜ける。彼があまりに性的に奔放だったので、一部の人たちから受け入れられなかった模様。

黄金の夜明け団にいる頃、同じ結社の仲間のアラン・ベネットから、ドラッグを使った魔術やゴエティア(悪魔交霊術のようなもの?)などを学ぶ。これはベネットが後に仏教を学びにインドに向かうまで続いた。

(註:悪魔崇拝をしてる人が惹かれたのが仏教です。仏教がどれほど悪魔的か、ということの証左ですね。詳しくは下の記事をどうぞ)

25歳の時にメキシコにしばらく滞在。この間フリーメイソンに入ったらしい。その後、日本、香港、インドに向かい、ラージャ・ヨガを学んでダヤナ、という状態に入った模様。

ダヤナDhyanaと言う言葉は色々な意味があって曖昧ですが、ここでは多分「己を知り、瞑想トランスに入った状態」を意味すると思われます。

(註:ヨガも悪魔崇拝に関連しています。詳細は以下)

その後、K2という山に登ろうとチャレンジ。下の写真はその時に撮られたものですが、悪魔というか鬼のような顔しています。初めて見たときゾッとしました。

330px-Aleister_Crowley_1902_K2


(写真は英語版ウィキより)

28歳の時に結婚。ハネムーンでエジプトはカイロに。このときに古代のエジプトの神々を呼び出そうと試み、妻のローズもだんだん行動がおかしくなる。2ヶ月ほど試した頃、突然アイワスという名前の霊と交信し始める。この結果が後に「法の書」という書物となった。そしてこの「法の書」をもとに、後になってセレマという宗教をはじめました。

30歳のときに自分の出版社を設立。自らが書いた書物や詩を自費出版するが、売れ行きは低迷。その後突然、カンチェンジュンガ山に登頂することを思い立ち、実際にやったが失敗。このときに同行したチームの殆どが事故で死んでしまう。

そのあとインドへ。そこで、物取りに襲われてその相手を射殺してしまい、インドにいられなくなる。そのあとはミャンマーや中国へ。その間ずっとアヘンを吸い続け、毎日自分の守護天使を呼び出そうと儀式を行なったらしい。

この人の人生って、後はひたすらクスリやりながら秘儀と称して、男とも女とも性行為をしまくっただけ、という印象です。それしか頭にないのか?

戻ってきてからも、エジプトの秘儀を友人のジョージ・セシル・ジョーンズと行いつづける。この間、ずっとハッシシを吸っていて、神秘的な体験をするにはドラッグが必要である、と主張する文章を書いたりもした。

32歳のある日、突然「悟り」とアイワスとの再会を経て、その経験から神秘主義結社 銀の星(A∴A∴)を結成する。この教えは黄金の夜明け団にセレマの教えを混ぜたようなもの。メンバーが結構いて、そこからお金を稼いでいた。この頃には彼の遺産も底をつきかけていたとのこと。

34歳の時に妻のローズと離婚。ローズがアル中になって、人間壊れてたからなんだけど、そりゃ、自分の旦那がバイで、結婚したあとも他の男と恋人関係になったり、なんてしたらアルコールに浸りたくなるのも仕方ないかもしれません。

こんな男と結婚したこと自体が間違いだったと思います。

同年、ゲイの恋人と一緒にアルジェリアに。コーランを毎日読みつつ(なぜ?)も、エノキアン魔術を毎日行なう。その後、山頂で性魔術を行なって血も使い悪魔を呼び出す

その悪魔はセレマにおいて重要な存在になる。

35歳の時に、黄金の夜明け団のメンバーに訴えられるも勝訴。そのことで有名になり、セレマのメンバーも増えた。でもこの頃から色々な異名をつけられるようになる。この後ひたすら様々な魔術を開発したりする。もちろん性魔術です。

37歳の時に「嘘の書」を出版。その中の性秘儀が、東方テンプル騎士団(O.T.O)の秘密を明かしたもの、とテオドール・ロイスに詰め寄られるも、本当に偶然の発見だったので後に友人となり、OTOに参加するようになる。

もちろん、中には彼を受け入れられないメンバーもいたが、彼が提唱する性秘儀(ホモ行為です)が受け入れられる程度には、彼のオカルトの知識はOTOにとって有益だった、ということですね。

ここまで書いてて、うんざりしてきました。

だってこの男がやったことって、ひたすら性魔術だの、世界中の神々(を装った悪魔)を降臨させようとしたり、その過程でドラッグにおぼれたり…そんな話ばかりですから。

39歳になるころには、当然のことながら赤貧状態に。そのあとアメリカに来て、フリーランスで記事を書いたりした模様。それでも毎日、ドラッグ込みで性魔術は忘れないのがこの男。色んな人と関係を持ったりしつつ、なんとかパトロンを見つけて生活していたらしい。ちょうど世界大戦の真っ最中だったので、スパイをしていたとかいないとか。

45歳のときに、イタリアにセレマの修道院を設立。

信者がいて、ドラッグや性魔術を使った儀式(エジプトの太陽神ラーに対してだったり、グノーシス系の儀式だったりと節操がない)を行なっていたけど、ある日病気を持った猫の血(普通こんなの飲まないと思う)を飲んだ信者が死んだことで、イタリアを追い出される。

このころには完全にヘロイン中毒。体の調子が悪く、どんなにがんばってもクスリをやめられなかった。しかもほとんど無一文。

自分が言うほど力がある、というなら、得意の「神々」の力でもつかってお金も集めればいいし、クスリも止められたでしょうに。

とことんインチキだったわけです。

ここまでくると、単なるセックス中毒のドラッグ中毒に借金だらけのただの負け犬にしかみえません。行くところどころで歓迎されず、最終的には国外追放されて、それでも良く先々で相手を見つけては性魔術を試す、なんて人生のどこが楽しいのでしょうか?

人間関係も決して良いとはいえなかったし。ヤク中なまま、そして赤貧なまま、最終的には72歳で病死です。

悪魔に人生が主管されるとこんなことになります。これが末路の一つです。

完全な破滅でした

彼の人生が破滅したのは、単純に彼の頭が腐ってて完全に悪魔に主管されてたから。これが悪魔崇拝者の末路です。

ちなみに、セレマの教えは「汝の意思を行なえ Do what thou wilt」というもの。自分の意思が法になる、という意味ですね。

アレイスター・クロウリーが赤貧のまま惨めに死んだのは彼の意思とはとても思えません。自分勝手な人間の意思など神様の前では何の力もありません。

サタンにとりつかれて滅ぼされるのを神様が放置していた、ということです。

自分の利得を求めて生きても決して幸せにはなれません。詳しくは下の有料記事をお読みになってください。

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