6年前におきた話なのですが、今日知って大笑いさせてもらったのでご紹介。
リチャード・ドーキンス、という有名な「無神論者」とガイル・フレージャーというイギリス国教会の神父とディベート中に起きた話です。BBCラジオの生放送中のことでした。
ドーキンス氏はダーウィン信者、で有名で、無神論者の中では、希望の星扱いされている人で、実際にウィキをみるとかなり華々しい経歴をお持ちです。
2006年には『神は妄想である』という書を出版したそうで。
でも、2011年以降についての記載はされていません。
この『事件』が起きたのは2012年なのですけど、それと関係あるのかもしれませんね。
さて、ドーキンス氏がこの番組の中で「クリスチャンはとてもクリスチャンとはいえないのに自分をクリスチャンと思い込んでいる(だから愚かだ)」と言い出します。
(註:無神論者にクリスチャンの何たるかを説かれたくありません)
その理由は、ほとんどのクリスチャンが聖書も読まないし、教会にも行かないし、イエスさまを神の子と認めないし、新約聖書の最初の書の名前をいえないくせにクリスチャンを名乗るから、というもの。
それに対してフレージャー氏が反論をしますが、その成り行きがとても笑えるのです。
(ここからは会話形式でお送りします)
フレージャー氏(以下「フレ」):「あなたは当然『種の起源』の正確なタイトルをいえるよね?」
ドーキンス氏(以下「ドキ」):「もちろん知ってるさ」
フレ:「どうぞ言ってください」
ドキ:「種の起源について。。。(思い出せずに停止)あぁ神よ。。。「種の起源について」。。これに副題があって、より優性な生物の保全に関係したものなんだけど」
フレ:「あなたはダーウィニズムにとっては希望の星なわけで」
ドキ:「そんなことないよ」
フレ:「もし進化論を信じる人に同じ質問をして、正確に答えられる人が2%しかいないとします。僕がそんな人たちに『タイトルを言えないなら進化論を信じているはずがない』というのはとても簡単ですよ。でもそれはフェアじゃないよね。同様に、本人たちがクリスチャンだと自分で言うのならそれはリスペクトするべきではないのですか?」
会話は続きますが割愛します。続きが気になる方は下のクリップからどうぞ。
聖書の書のタイトルを正確にいえないクリスチャンをクリスチャンをいえない、と嘲笑っておきながら、自分も「バイブル」にあたる「種の起源」の正確なタイトルをいえないっていう。。。
なんというブーメラン
個人的には、ドーキンス氏は度忘れしていただけだと思うのですが、BBCラジオという結構権威ある番組の、生放送の場で度忘れしたあたりに神様の裁きを感じます。神様は恥をかかせる、という裁きをなさることもありますから。
しかし、このフレージャー氏って、さすがはイギリス人。
紳士的というべきか、人を効果的に侮辱する術を心得ている、というべきか。
日本人がドーキンス氏をインタビューしていたら、その場で「今神様、って言ったよね?」と突っ込みを入れてしまうでしょう。
でもフレージャー氏はその件については全く触れませんでした。
ツッコミを入れなくても、ドーキンス氏が自分の首を自分で締めたことは誰の目にも明らかでしたから。
ニュースやらメディアがこの部分が散々取り上げたのは言うまでもありません(笑)
『無神論者にとって最悪の日』だってね。
神様を信じない人ですらも、神様を否定するのに依存している本のタイトルを思い出せなくて、神様に頼ろうとしてる、という笑い話でした。
実際のクリップはこちらをお聞きください。
本当に神様が存在しないと信じているのなら、困ったときに神様の名前を出すことはないはずです。
でも、人間って、本当にピンチに陥ると神様に祈りたくなります。自分の力ではどうしようもないから。なんでその事実を謙虚に受け入れられないのでしょうか?
無神論者はキリスト教を敵視しています。
ヨガを平気でやっている人もいるし、仏教とかヒンズー教をそこまで敵視することはないのですが、キリスト教の神様だけは異常なくらい敵視します。
信仰はない、といいながら、サイエンスの無謬性を信仰し、「神はいない」という信念をもっている矛盾した思考回路を持っています。
そしてその矛盾にも気づけない。
私から見ると、無神論者もサタンに洗脳されてるとしか思えません。
さて、『無神論者=悪魔』という公式があらわになっている例が以下にご紹介するアニメです。
陰謀論をかじっている人たちのあいだでは有名な『シンプソンズ』のエピソードの中にも、このドーキンス氏が悪魔になって出てくるところがあります。
下の動画だと0:23あたりから。
ついでに言いますと、英語版のドーキンス氏のWikiによれば、ご本人がこのアニメで悪魔になったドーキンス氏役で出演したとのことです。
『シンプソンズ』が陰謀論界隈で有名なのは、この番組でとりあげられたことが何年もたった後で実際に起きているからです。Predictive Programmingともいいます。
たとえば『9.11』も、トランプが大統領になることも、プリンスが死ぬこともそのイベントが起きる10年以上前にエピソードとして出てきていたのですよ。
このような例はもっと沢山あります。
そんな番組の中で、ドーキンス氏をクリスチャンを食べる悪魔として描いていたのがとても興味深いですね。
この辛い世の中では、『神なんていない』と思いたくなる気持ちが出てくるかもしれません。
これからこの世の情勢は更に悪くなるでしょう。でも、安易に『神なんていない』だなんて考えないで欲しいです。
願いをすべてかなえて甘やかすだけが愛ではありません。
神様の愛は厳しいけれど本物で、永遠に続くものです。どんなに辛いことがあっても神様の愛があれば耐えられる、というくらいパワフルなものです。
神様があなたを神様に立ち返らせるために辛い目にあわせている可能性もあります。でも、全く耐えられない試練を与えることはなさいません。
そこで、自分を辛い目に合わせている神様をうらんで否定するのではなくて、神様の愛を求めて神様を信じてみる、ということを試してみてください。
神様は心からくず折れた心には必ず寄り添って、救ってくださいます。私も何度救われたことでしょうか。
最初は神様の愛を信じられないでしょうから、お試し、でもいいんじゃないかと。詳しくはラプトさんの有料記事から気になるものをチェックしてみてくださいね。
でもキリスト教徒は聖書読んでないんでしょ
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キリスト教徒を自称する人の多くは読んでないですね。私自身は何度も通読していますが。
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