タイトルをどこぞの雑誌のようにしてみました。
前回の投稿で「バレットジャーナルをかわいくするのは、
私にとっては時間の無駄」と書いたのですけど、
だからと言って、無造作にいろいろと書いたところで
使い勝手が悪いし、愛着もわきません。
でもなんだかんだ言っても、自分で考えてデザインするのって楽しいですよね。
絵心はなくても、整ったもの、美しいものが好きです。
人が作ったテンプレを買っても、自分のニーズと完璧に合致しないため、
気分が少々重くなってしまいます。
求めるのは、基本的にミニマリストなデザインで機能性があり、
最低限の見栄えのよさを持っていること。
(私がつくるものに美しさを求めるのは無理があるので)
私のすべてのニーズを満たすこと。
なおかつ、もっとも大事なのは、セットアップにかかる時間を
最小限に抑えること。
線が斜めになっていたり、二分割なのに片方がもう片方より大きいのは
どうも見るに耐えません。
極限までの時短を求めて神様に祈ってみたら
沢山のアイデアのインスピレーションを短期間でいただけました。
こういう小さな祈りはホントすぐに叶うんですよね。。。。それはともかく。
かなり便利なアイデアで、独占するのはもったいないのでシェアします。
- 自分のノートのドット方眼の数を知る。
縦と横にいくつ方眼の数があるかを数えておきます。
そうすることで、ページを二分割するとき、三分割するときに縦横ともに
いくつの方眼が必要か計算できます。
- デザインに関する情報は専用のリストページを作ってインデックスに
たとえば使ってるノートの方眼の数をそこに書き留めておくと後で便利です。
このリストページは、他にも自分で決めたルールを書いておく場所です。
たとえば、リストページのタイトルにいくつの縦方眼を使うか、とかね。
気分次第、必要に応じて自由にデザインするのがBuJoの醍醐味ですけど、
時間をかけたくないのに完璧主義な気がある私としては、
デザインを変えるのは最小限に抑えたいです。
絵が上手だったら話は変わるのですが。。。
絵が上手な方、尊敬します。
気分次第でタイトルの大きさを変えてしまったら、そのたびに
残りのレイアウトが美しくみえるように考えてしまいます。時間がもったいない。
だったら最初から決めてしまったほうがいいです。
- バレットジャーナル用のエクセルのファイルを作る
多少の試行錯誤が必要になりますが、プリントすると自分のノートの方眼と
全く同じサイズになるようにエクセルの縦と横のセルの幅を調整したタブを作ります。
そして、そのタブをいくつもコピーしておく。これがあると本当に便利です。
理由は以下
↓ ↓ ↓
- 自分のノート専用の「物差し」を作れます。
たとえば、ページを4分割するとして、線を引く場所を決めるために
マス目をいちいち数えるのは時間がかかります。
その無駄を省くための物差しです。
別に線を引かなくても、位置の目安を掴むのに便利ですよ。
見た目はこう言う感じ。
プリントして、片側をぎりぎりの所で切りました。
これを横ライン用にも作ります。
使うときは、こう言う風にノートのドットとあわせると
わざわざドット数を数えることなく、どこで分割すればいいか
一目でわかります。
- 何度も使うとわかっているテンプレはエクセルで作る。
たとえば毎日、何に時間を使ったのかをトラックしたいとします。
24時間分やりたいし、15分単位でトラックしたいので1時間1マスだとダメなんです。
そこで思いついたのが1時間あたり2マス使い、AMとPMで2列にする、というもの。
これに色鉛筆で何に時間を使ったのかを塗りつぶし、これを「理想の1日」と
比べ、毎日振り返ります。時間の無駄を減らすのが目的。
問題は、これを毎日手で書くとなるとすごい時間がかかること。
そこでエクセルでテンプレを作ってみました。
こんな感じになります。
これを毎日切って、のりでノートに貼り付けるだけ。1分もあればできます。
あ、左横のユーロのマークはPMを意味する三日月のつもりです(笑)
このあたりは適当です。
このハックは月ごととか週ごとのトラッカーにも使えますよね。
月ごとのトラッカーだと、毎回日にちを書かないといけませんが、
それを避けるために、すでに日にちだけタイプしたテンプレも作成してあります。
- 曜日を書く代わりに、色づけした線を引く
マンスリーのトラッカーに関連しますが、曜日を毎月書くのも
時間の無駄と思います。
そこで、色付けした線を使います。
たとえば、土曜日は青、日曜日は赤、というように。
上の写真は3ヶ月トラッカーの一部ですが、線で曜日が一目でわかるようにしました。
赤線の下が月曜日なわけです。青線の上は金曜日。
真ん中の数字は日付で、画面上部のローマ数字は、
それぞれトラックしたい習慣に対応しています。
- 何度も参照するようなコンテンツは、ページを繰らなくてもいいように工夫する。
キーや色づけは覚えるまで何度か見返したくなると思います。
マンスリーに書く大事なタスクやゴールも同様です。
これは毎週ウィークリーを作るときに参照する必要がありますよね。
これらを見るためにいちいちページを行き来しなくても良いように、
1ページを縦に半分に切って、それに必要なことを書き、マステでくっつけます。
そうすると、下のように広げることができて、デイリーを記入しているときなど
参照したくなったら一目でわかります。

ちなみに、ここで使うマステが月ごとのしおり代わりです。
詳しくは ↓
- よく参照するページの縦ページにマステを貼り、すぐに見つけられるようにする。
キーのページもそうだし、マンスリーもそうです
わざわざインデックスに行ってページ番号をチェックしなくても一目瞭然ですよね。
こう言う感じになります。

このハックを使う場合、大事なのは、ノートを始める時点で
どういう色目のマステをどういうときに使うかはじめから決めておくことです。
気分次第で適当にマステでボーダーを作ってしまうと後々がカオスですから。
- ステンシルを使う
これはいわずもがな、ですね。整った柄をちゃっちゃと描くためのものです。
アマゾンで20枚いり$7と安かったので、思わず衝動買い。
お天気も毎日同じ形で描けます。

- 「今日」用のしおりを作る
しおりがついた高級ステーショナリーを使ってる方には必要のないことかもですが。
100均で去年買ったB6?のサイズのクリアフォルダがあったので、
それを二つ、マステでくっつけて、その中に心に刻み込みたい言葉などを
書いておきます。
一部隠しましたが、こう言う感じです。

これがあれば、いちいちどこに書くかを探す手間を省けます。
毎日嫌でも見るので、心に刻みこめるかな、と。
いかがでしたか?
以上、バレットジャーナルをセットアップし、
毎日利用する上で極限まで時短できるハックを書いてみました。
ひとつひとつが短縮できる時間は少なくみえても、
これが毎日、毎月のことになると長期的には大きいです。
使ってみて、気に入ったらシェアしてくださいね。
また思いついたら記事にする。。。かも?