前回は、最近のLGBT人口の増加の原因はジェンダーフリーとかジェンダーニュートラル教育/政策ではないか、という話をしました。
LGBTについて調べていると、どうしても出てくるのがフェミニズムです。無関係そうに見えるのですが、なぜかいつも一緒に活動しています。そこで、一体どういういきさつでフェミニズムがLGBTと結びついたのかを調べようと思いました。
フェミニズムに目をつけたのにはもうひとつ理由があります。それはアメリカやカナダ、イギリスなどの英語圏でフェミニストやLGBT活動家たちの要求することがあまりに異常になっているからです。 マス・ヒステリーというか、話し合いもできないレベルで酷いのです。
どう異常かといいますと、1)白人は過去に犯してきた「システマチックな搾取」を補償しないといけない、という主張が一つ。これはWhite Privilege という言葉に集約されます。(追記:いくつかパターンがありますが、非白人が白人に対して特別な対応を求める場合が多いです。被害者意識の塊、ともいえます。アメリカの場合、アファーマティブ・アクションという法律でもう50年以上非白人たちは様々な恩恵をすでにうけているのですけど)
2)白人の男性社会が作り出したこの「邪悪な世界」を正すため、ユダヤ・キリスト教的な価値観、ひいてはキリスト教と教会も敵だ、と主張。キリスト教を悪者にするためにCNNなどがフェイクニュースすら作りました。このフェイクニュースは10日ほど前の話です。あまりに酷すぎる。
3)女性の中絶の権利。先日ニューヨーク州で、生まれる直前までの中絶を合法にする法案が可決。9か月の赤ちゃんってどう見ても人間です。でもいくつかの条件があればいつでも中絶しても良い事になってしまいました。女性の権利の勝利だ、と喜んでいたニューヨーク州知事の顔がすごく邪悪に見えました。非力な赤ちゃんの生きる権利は無視なようです。生まれる寸前の赤ん坊を殺して喜ぶのって赤ん坊の肉が大好きな悪魔崇拝者くらいなのでは?。
4)「伝統的な男性らしさ」をtoxic masculinityをいう言葉を使って「毒」扱いし、男性らしくあることが悪いことだとメディアを通して洗脳しています。ジレットのような大企業ですら、今年に入ってから「男らしさは悪だ」というイメージコマーシャルを流したくらい。
5)逆に、女性らしい男性は歓迎され、トランスジェンダー女子がもてはやされています。8歳とか10歳のトランス女子を全国ネットのテレビに出して「ヒーローだ」とか「自分らしく生きる勇気がすごい」とか「インスピレーションだ!」と称賛の嵐。
下の動画は11歳のトランス女子を持ち上げるABCニュースの朝番の様子です。ABCネットワークのオーナーはロゴにある666で有名なディズニーですからお察しです。
この子は2歳の時からトランス女子だ、と自覚していたといいます。
そんなばかな。
親の影響に決まっています。みなさんが2歳の時、自分が男の体にとらわれた女の子だなんて、自発的に考えたことありますか?自分の性別なんて、2歳でことさらに気にしないのが普通です。
ちなみにこの子は最近、夜のNYCのゲイバーでストリップもどきの踊りを披露してお金をもらったそうです。まだティーンですらない子を大人の男たちの欲望に晒した。そんなことを許した親なのですから本当に子供を思っているとは思えません。でもメディアでは、「子供に表現の自由を許した素晴らしい親」と言われています。
寛容を説く者たちの非寛容さ
さて、LGBT運動家やフェミニストたちはトランスジェンダーを受け入れろ、尊重しろ、差別をするな、違いに寛容であれ、とダイバーシティ(多様性)を謳っておきながら、考え方や意見の多様性には驚くほど非寛容です。
彼らは自分の意見に反対されると、それだけで「差別主義者」だの「白人至上主義者」だの「ナチス」とか「ファシスト」と叫びだし、相手に不名誉なレッテルを張り付けて黙らせようとします。
下のビデオは、典型的なフェミニスト・LGBT運動家の行動パターンです。 このビデオでは人数が少ないので大した騒ぎにはなりませんでしたが、酷い場合は暴動も起こります。カリフォルニア州立大学バークレー校では、下のビデオのスピーカーが来た時に暴動になりかけました。2時間程度のイベントのセキュリティ対策に60万ドル(1ドル100円として6000万円)かかったそうです。
上の動画は保守の政治評論家である講演者がある大学で講演会をしているシーンです。
講演が始まる前にも散々騒いで邪魔をし、静かになったかと思えばすぐに大声でがなり立てる。最終的には前にでてきてスピーチの邪魔をする。このスピーカーは講演のあとQ&Aの時間を取ることで有名な人で、「反対意見がある人の質問を優先する」とすら言っています。質問や文句があれば一対一で話せばいいのに、彼の言論を騒ぐことで弾圧しようとするだけ。
これが今のアメリカの大学の姿です。私が大学生だったころとは全く違うのでショックでした。
論理では勝てないから暴力や大騒ぎに訴える。このように相手と議論するでもなく暴力や大声を使って言論弾圧することこそ、ファシズムの現れです。ファシズムとかナチスが何であるのか判っていないのに、そういう言葉を使って相手を黙らせようとする。(上のビデオのスピーカーはユダヤ系だけど、こういう生徒たちからは「白人至上主義者」とか「ナチス」と呼ばれている)自分が正しいと洗脳され信じているので、自分の意見に反対するひとに対しては何をしても良いと思っているので暴力行為すら躊躇しません。
こういう人たちがメディアによる偏向報道、幼いころから見ていたTVからの洗脳と学校教育のせいで増殖しているのです。頭で深く考えることなく、感情と条件反射だけで行動する体だけは立派な子供達。
フェミニストたちが求めるものは?
フェミニストたちは常に責める対象を探しています。なぜかというと、いくら権利をあたえられても結果に満足できないから。男女が得るものが平等になるまでは(結果の平等性)自分以外の誰かを責め続けるのでしょう。
機会の平等ならともかく(まともな人ならこれで十分なはずです)、結果の平等は人間が それぞれユニークな個性と才能をもって生まれている以上、 共産主義にでもなって政府が無理やりに富を分配しないと無理。。。とここまで書いたところで、とんでもないことに気付いてしまいました。
それはフェミニズムと共産主義の親和性の高さです。
フェミニストたちが望む「男女ともに平等」な世界を作ろうとしたら政府が強制的に富を再分配する共産主義とか社会主義でないと難しいのではないでしょうか。実際にアメリカの若い人たちの間で社会主義の人気が高まっています。
そこで、「フェミニズム 共産主義」で検索すると該当記事がいくつか出てきました。 フェミニズムの本質が現れているように思える文章を見つけましたので、ご紹介します。
<引用開始>
フェミニズムとは「どんな場面でも男女を同質に扱い、平等にする」という主張である。もともと「違い」があるのに、利益を強引に平等にするとか、同質化する点が問題である。⇒価値の同等化、同質化が現代の特徴。(中略)
自由主義社会とは、「機会は均等(平等)」に与えるけれども、そこから先は個人の能力や努力に応じて結果が与えられる社会。「結果は不平等」社会である。フェミニズムとは「平等主義を強制する」為、共産主義の原理と変らない所が問題である。
(中略)
『フェミニズムというのはマルクス主義の亜流で、家庭内の夫婦関係、一般の男女間の関係を力関係、上下関係と捉えて、それを引っくり返そうという思想である』。フェミニズムの論理では、男女の間柄を階級対立、階級闘争として捉え、プロレタリアートとしての女性がブルジョアとしての男性に取って代わって、女性が男性を支配する。
フランクフルト学派の批判理論、隠れマルクス主義の恐ろしさ より
http://aikokutaro.blog.fc2.com/blog-entry-102.html
<引用終わり>
男女には生物学的に明らかが違いがあるのだからお互いに足りない部分を補うのが自然です。フェミニストがトランスジェンダーや中性をもてはやすのも共産主義から来たのでしょうか?
理解できないのが、なぜ家庭の中でまで上下関係を持ち込んでパワーゲームにするのか、ということです。そんなに家族を壊したいのでしょうか…
フェミニズムとともにLGBT擁護、ジェンダーフリー、ヘイトスピーチ、ポリティカルコレクトネス、と出てくる事も不思議に思っていましたが、「共産主義」と掛け合わせると答えがみえてきました。
<引用開始>
共産主義者にとって国家は敵です。
フェミニズム(男女同権論、女権拡張論)やジェンダー・フリー(社会的性別からの解放)(男女共同参画)、夫婦別姓、同性婚、LGBT、多文化主義、ポリティカルコレクトネス(PC)、ヘイトスピーチ規制法、移民政策も共産主義化への道筋です。多文化主義とは、「文化を否定し、破壊するための理論」です。社会や国家にはそれぞれの文化があるという価値を認めない。文化を均一化し、その結果何が起こるかと言えば、各国文化の消滅です。
左翼リベラルは、ポリコレにより少数者優遇、多数者差別の言葉狩りを行い、ヘイトスピーチ規制により自分達に不都合な言論を封じ、移民に寛容であるべきだと主張します。
移民を受け入れることは一番間違いなく文化や伝統を破壊し、国家を内部から弱体化することになります。
http://aikokutaro.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
<引用終わり>
共産主義とは、国であれ伝統文化であれ、既存の秩序を破壊することが目的なのですね。
最後に、上の引用文についていくつかツッコミをいれさせてください。日本においては、日本会議内閣ともいわれるウルトラ右翼な安倍内閣が、なぜか左翼的なヘイトスピーチ規制や移民政策に積極的なことにお気づきでしょうか?
去年の年末には中身がスカスカの入管法を審議もなく無理やり可決させています。そして、「国民のための政治なんて間違ってる」とか「国民な血を流せ」と言い放った稲田朋美が必死になってLGBTを守るべくヘイトスピーチ規制法を通そうとしてる。
変だと思いませんか?
ですが、この一見矛盾にみえる政策も「生長の家」というカルト集団を通すと矛盾ではなくなるのです。まずは日本会議の正体は生長の家である、という証明からご覧ください。
日本会議(=生長の家)が狙っているのは日本人から基本人権、国民主権を奪うことだという話は↓をどうぞ。
「日本会議」の本体である「生長の家」は、基本的人権、国民主権、平和主義を全ての国民から奪おうとしています。
国民から基本的人権や国民主権を奪い、戦争を起こすためには、国民をとことんまで疲弊させ、社会を不安定にする必要もでてきます。そのためには共産主義的な政策であっても利用しよう、というところかもしれません。
ですが実はもう一つ、共産主義と安倍(と日本のイルミナティ)との深いつながりを示す話があります。それは、共産主義というのは、実は天皇家やロスチャイルドと深い関わりがあること。ロスチャイルドが共産主義を作り、天皇家と手を結ぶことによって天皇を中心としたNWOを作ろうとしたのです。その詳細はラプトブログの以下の記事をご覧ください。
ナポレオンがワーテルローの戦いに敗北し、ロスチャイルドが世界屈指の大財閥になったときから、日本中心のNWO計画は確定していました。
第二次世界大戦はロスチャイルドとロックフェラーの勢力争いでした。
この世界は「天皇=ロスチャイルド」と「バチカン=ロックフェラー」の抗争の上に成り立っています。
一目で分かる創価学会とロスチャイルドのつながり。または天皇と共産主義とロスチャイルドのつながり。
共産主義=天皇だから、安倍にしても日本会議にしても共産主義的な政策を行うことにためらいを感じないのではないでしょうか?だから保守でありながらLGBT保護、という極めて左翼的なこともできてしまう。
これは同時に、右翼・左翼という一見対立した構造は裏ではつながっていることの表れでもあります。
社会主義・共産主義復活はソフト(文化)の破壊から
近代史を振り返ると、共産主義は失敗におわりました。経済が立ち行かなくなったということです。社会主義だってベネズエラを見ればわかるように失敗と言ってもいいでしょう。
でも、今アメリカでは社会主義がすこしずつ芽吹いています。フェミニズムの台頭により、フェミニズムの悲願(男女の結果の平等→すべての人の平等)を達成させるためには社会主義か共産主義にするしかない、と考える人たちが増えているからです。
フェミニズム運動やLGBTの権利拡大や社会にヒエラルキーを逆転させようとする動きを通して、資本主義の大御所であるアメリカで共産主義・社会主義の亡霊が息を吹き返した。もちろんこれらの動きをばかばかしい、と気づいている人もたくさんいます。
共産主義・社会主義=天皇中心のイルミナティ(ロスチャイルドでもある)ということを踏まえると、アメリカ社会がどんどん日本社会みたいに周りの反応を恐れて本音が言えない社会に変容していったのも、日本のイルミナティあるいはロスチャイルドが仕掛けたことなのでしょう。
第二次世界大戦での敗戦の屈辱を武力ではなく文化を内側から破壊することで晴らそうとしているように見えてなりません。日本会議に巣くっている連中はどうしてももう一度アメリカと戦争をして勝ちたい、という妄執にとらわれているようですから。
この記事を書くまでは、日本のLGBT推進は欧米から生長の家が輸入したものだ、と考えていました。でも…
- 男色の歴史は日本の方が欧米よりずっと年季がはいっていること
- LGBT推進やフェミニズムが共産主義からの考え方であること
- 共産主義が天皇家と手を結んだロスチャイルドによって作られた
以上の3点を踏まえますと、日本から共産主義にLGBT推進の考え方が入り、それがフェミニズム運動を通じて欧米に広がって、日本に逆輸入された、という仮説はなりたたないでしょうか?今の時代はLGBTが世間一般にうけいれられるようになったから、新たな利権になった、ということです。
日本で生長の家や大本教がいかにLGBTを推進しているかについては下の記事をどうぞ。